郷土のご案内
瀬戸内海、愛媛県今治市沖約3kmに位置する大島、大島石はここで採掘されます。
中世には瀬戸内海を舞台として縦横に活躍した村上水軍(能島村上水軍)が本拠を置き、水軍遺跡や言い伝えも多数あります。亀老山からの来島海峡の眺望は美しく、来島海峡大橋が眼下に見渡せます。平地の多いこの島には島四国八十八ヶ所の札所があり、徒歩なら3日、車なら2日かけて大島全島を巡ることができます。
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大島石の歴史  

●大島石の歴史

1583年(天正11年)、豊臣秀吉が築いた大阪城、藤堂高虎が築いた今治城の築城に参加した、今治出身の石屋治右衛門。
彼には、今治城築城後、築城の機密事情を封じる目的のため、藩主より処刑命令が出されました。その難を何とか逃れた治右衛門は、大島にたどり着きます。そこで、良質の花崗岩層が埋もれているのを知り、自らの技術を生かして切り出したのが、大島石のルーツだと言われております。
しかし、確たる資料はのこされていませんので、その事実は未だ謎に包まれた部分が残っています。
大島石の採掘が本格的に始まったのは、明治初期と言われてますが、当時の石切現場からの切り出し作業は、危険を伴う大変な重労働でした。しかし、昭和30年以降、墓石用に需要が急増したのに伴って、搬出用機械や採掘用の削岩機、ジェットバーナー(切削機)など設備が導入され、生産は大きく増加しました。
石材の最高級とされる大島石は「固い」「風化に強い」「変色しにくい」「水を含みにくい」という特性から、古くは石塔や宝篋印塔に、近代では、国会議事堂・赤坂離宮・大阪心斎橋・愛媛県庁舎など建造物に用いられています。

●大島石の特徴

大島石は、花崗岩特有の雲母、石英、長石の配合の妙が美しく、石目も細やかで、青みを含んだ石肌は、伊予大島石特有の美しさと言えます。
石の固さ、吸水率の低さは、国産の花崗岩の中でも1、2を争うもので、長期にわたっての品質の安定、また、研磨による光沢の優れている事を示しています。
石目、石肌の美しさ、気品、風格、堅牢さは、大島石特有の優れた特性であり、長い伝統と実績に裏付けられて、まさに100年品質の名にふさわしいものがあります。

青山は自社採掘
採掘場

採掘場

自社採掘・自社加工にこだわる理由
1.表面からは見えない山キズを取り除く
 採掘場での小割直後や機械切断直後、研磨段階でしかわからない山キズ(細かい裂け目)を確実に取り除きます。後々はっきりとしたキズとなって出ないようにするためです。

2.美しい石目を見極める
 石目とは、御影石の模様です。木に木目があるように、石にもキレイに見える面があります。大島石では、雲母、石英、長石等の結晶がより細かく均等であり、色目が青々として濃いものが美しいとされます。青山は、墓石として石肌のどの部分を使用するか採掘時より厳しい目で見極めます。

石割り作業

石割り作業

墓石の品質は、職人のプライドがものをいいます。
 ●あと少しでできあがるものを省く勇気
 ●より均質な石肌を見せるため、寸法上2つ採れるものを
  1つにする勇気
 ●赤みのあるものを省く勇気

自社採掘・自社加工することにより、原石の質を上げ、加工精度を上げることを守っています。これからも何十年、何百年と受け継がれていく墓石を心を込めて仕上げてまいります。

大島石(自然石)

大島石(自然石)

大島石は何億年という歳月をかけて自然が作った贈り物です。
この大切な恵みを青山は無駄にすることなく、墓石に限らず、記念碑、家具、工芸品、食器など、いろんな用途で生かすことを考えています。
そうすることにより、大島石は皆様の生活の中でも息づいているのです。

 
     ※採掘場見学ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
     ※ご注文いただいた方は、加工風景の見学が可能です。ご遺族として加工に参加していただくこともできます。
 

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