今治市内の墓地で古代型五輪塔を大島特級石で建立

こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。

今治市内の墓地で古代型の五輪塔を大島石で建立させて頂きましたのでご紹介致します。

 

完成したお墓

【古代型五輪塔 大島特級石磨き仕上げ  敷地は約2.4m×約2.4m】

 

ご相談の経緯と工事の内容

お客様と初めてお会いしたのは、共通の知人からの紹介で4年前の事です。

十数年前に土台組まで他社さんで建てられていて、土台に合った本体を建墓されたいとのご要望でした。

また、一家族だけではなく誰でも入れるようなお墓にされたいとの想いも有りました。

 

和型から洋墓までいろいろな形や石種を検討された結果、「供養塔と言う意味でもこれが一番良い」と、五輪塔をお選びになられました。

 

 

既存の土台には石組の納骨室が有りましたが、他社さんで十数年前に施工されていた為、お客様も心配されていましたので一度解体し施工し直すようにしました。(石屋さんによって基礎や埋戻しの内容が違う為です。)

重量の有る本体を据え付ける土台部分は特に注意が必要です。

 

 

 

解体してみると、石と石の繋ぎ目がしっかり固定されていませんでした。

新たに免震用の金具で補強をすることが出来、お客様もとても安心されていました。

 

 

今後、多くのお骨壺が収まる事を想定されたお客様のご希望で、広い石組納骨室も新調しました。納骨室周りの埋戻しもバラスや鉄筋を入れ、生コンを打った事で心配されていた地震対策もばっちりです。

これで本体を据付しても問題の無い丈夫な土台が出来ました。

 

完成

 

地元の石という事も有り、大島特級石をお選びいただきました。

「磨いた方が汚れにくいし、大島石の美しい色合いが際立つのでは。」とのご意見を元に、今回は磨き仕上げで五輪塔をつくらせていただきました。

高級感のある亀腹加工も、国内加工だから出来るキレイな仕上がりで大変満足いただいています。

 

 

五輪塔の玉の部分です。キレイな円で加工出来、お客様も喜んで下さっています。

玉の上に見えるのが笠です。笠の反りや、見えにくい部分も丁寧に仕上がっています。

 

 

玉の大きさに対しての笠や、宝珠のバランスも良く美しいです。

 

 

土台組の天端部分は玉砂利だと草が生えたり、掃除が大変なのでどうにかしてほしいとのご要望で、全面に石貼りを施工させていただきました。

正面の文字は【南無】です。「仏教はすべて南無から始まる。」とのご意見と、昔から趣味で陶芸をされているご主人様が制作されていたお皿に、同じく【南無】と彫られていた事から決定しました。当時は、何も考えず文字を彫られたそうですが、その時の文字を墓石に刻む様になるとは不思議な縁を感じますね。

また、広い納骨室の上に墓石がのってきますので、台石も通常よりも大きい石を使用させていただきました。お線香立ては墓石本体を邪魔しない様に低い形で、お線香を横に寝かせる様になっています。自社からの提案にお客様も共感して下さり制作しました。

完成後の感想と青山の想い

 

完成後、ご家族で見に来て下さり「思っていたより重量感があるし立派です。石もきれいですし本当に良かったです。」と、お褒めのお言葉を頂きました。

初めてお客様とお会いしてから数年が経ちますが、この様にお墓のお手伝いをさせていただいた事を心より感謝いたします。お客様より、「想像していた以上のお墓が完成した。」とのお言葉をいただき、私自身もとても嬉しかったです。

これから長いお付き合いになりますが、末永く宜しくお願い致します。