墓石移設の施工事例|愛媛県西条市から横浜市へ、大切な墓石を受け継ぐお墓の引っ越し

こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。

今回は、西条市営旭新開墓地にて、墓所解体工事および墓石を横浜市へ移設するご依頼をいただきましたので、ご紹介いたします。

 

墓所解体工事前後の様子

 (敷地は約2m×約2m 約4㎡)

 

 

ご相談の経緯と墓所の状況

今回ご相談いただいたお客様は、約25年前に生前墓として弊社で墓石を建立されました。

その後、ご夫婦で娘様がお住まいの横浜市へ転居されましたが、数年前にご主人様がお亡くなりになられたそうです。

今回ご連絡をくださったのは娘様で、「父が生前に想いを込めて準備した墓石を、横浜市へ移設したいと考えています。」とのご相談でした。

まずは、横浜市で新たな墓地を探すにあたり、どのくらいの広さが必要になるのかをご説明し、墓地選びのポイントについてご相談を重ねながら進めていきました。

 

こちらが、西条市営旭新開墓地に建立された墓石です。

約25年前に生前墓として建立されたお墓ですが、現在では主流となっている洋墓を当時から採用されていました。

 

今でこそ洋墓は多くの方に選ばれていますが、25年前当時はまだ珍しく、ご家族への想いを込めて建立されたお墓です。

 

墓石本体には、大島石をお選びいただいています。

大島石は、優れた耐久性と風化しにくい性質を持つ銘石として知られています。

そのため、建立から約25年が経過した現在でも、美しい艶や風合いが保たれており、大変きれいな状態でした。

 

竿石の裏面には、ご夫婦が生前に付けられた戒名が彫刻されています。

生前に自らの供養について準備を整え、残されるご家族への想いを込めて選ばれたこのお墓には、深い家族愛が感じられます。

 

一方で、本体を支える土台部分については、横浜市で新たにご用意された墓所の寸法や使用規定が異なるため、そのまま移設することができませんでした。

そのため、土台部分は解体・処分をさせていただくようになりました。

大切な墓石本体はそのまま受け継ぎ、新しい墓所でも末永くお参りいただけるよう、基礎部分は新たな環境に合わせて準備されます。

 

解体完了~本体移設完成

解体完了後の様子です。

今回の墓所は、4トンユニック車が直接進入できる立地条件だったため、作業スペースを確保しやすく、比較的スムーズに解体作業を進めることができました。

 

墓石本体については、傷や欠けなどが生じないよう、細心の注意を払いながら慎重に取り外しを行いました。

 

取り外した墓石は、弊社工場へ運搬し、状態の確認を行いました。

傷や欠けなどがないか細かく検品したうえで、横浜市の新しい墓所へ向けて、安全にお届けできるよう出荷準備を進めました。

 

横浜市までの運搬にあたっては、いつもお世話になっている運送会社様にもご協力いただきました。

 

大切な墓石に傷がつかないよう、細心の注意を払いながら、専用の木箱に丁寧に梱包していただきました。

 

後日、お施主様より完成後のお写真を送っていただきました。

据付工事は、横浜市の石材店様にて施工していただき、無事に新しい墓所へお墓を移設することができました。

完成したお墓をご覧になったお客様からは、「父が生前に想いを込めて準備した墓石を、横浜市へ移設することができ、とても嬉しく思います。」と、喜びのお言葉をいただきました。

 

 

移設工事を終えての感想

今回の移設工事では、約25年前にご主人様が生前に想いを込めて建立された大切な墓石を、横浜市の新しい墓所へ無事に受け継ぐお手伝いをさせていただきました。

長い年月を経ても美しい状態を保っていた大島石の墓石を拝見し、ご家族が大切に守ってこられたことが伝わってきました。

墓石の移設は、単にお墓を運ぶだけではなく、そこに込められた想いやご家族の歴史を次の場所へつなぐ大切な作業です。

今回、お施主様から「移設できて嬉しく思います。」とのお言葉をいただき、私たちも大変嬉しく、携わらせていただいたことを光栄に感じています。

これからも、一つひとつのお墓に込められた想いを大切にしながら、丁寧な仕事を続けていきたいと思います。

 

今回もこの様なご縁をいただき誠にありがとうございました。

今後とも末永く宜しくお願い致します。